自分の時間なんて、もう何年もなかった。
朝は子どもの支度に追われ、夜は寝かしつけとともに寝落ち。
”好きなこと”や”やりたいこと”なんて感覚は、どこかに置き忘れていた。
あるマラソン大会の横を通ったのがきっかけで、昔、走るのが好きだった自分を思い出したんです。
「また走ってみたい」
夫にポロッと話してみたら、返ってきた言葉は、
「いいじゃん、やってみなよ。応援するよ」と、背中を押してくれる言葉でした。
数日後、知らないうちに、夫が注文してくれたナイキのランニングシューズが届きました。
それが、私とナイキの出会いであり、”止まっていた私”がもう一度走り出すきっかけなったのです。
これは、30代・3児のかあちゃんが「自分の時間を確保し走った」小さな挑戦の記録です。
・予定はいつも未定だった
誰かが熱をだしたら、病院へ。機嫌が悪ければ、家事は中断。
小さい子どもがいると、子どもの状態で予定が変わったりしませんか?
しかも、3人いれば学校・園・家庭でそれぞれ予定があるし、突然のトラブルも日常茶飯事。
前日に立てたスケジュールが、朝には無効になっていることなんてよくある話でした。
「少しでも自分の時間がほしい」
そんな思いすら忘れていたし、忘れることに慣れてしまっていました。
・「走りたい」と思った理由
一番下の子が幼稚園卒園後の春休み。
朝のバタバタを終えたあと、久しぶりに静かな家事中、ふと過去の記憶が蘇りました。
独身時代、河川敷や公園を走っていたあの感覚・・・。
気持ちが整う、なにも考えずひとりになれる、久しぶりの特別な時間。
今なら、少しは自分のための時間が作れるかもしれない。
そう思った習慣、心の奥から静かに何かが動き始めた気がした。
・夫に話してみたら
さがさくらマラソン大会の横を通った際、今だと思い
「実はマラソンで完走してみたい」と切り出してみました。
「今さら?」「時間の使い方は大丈夫?」
そんなふうに言われたらどうしようと、正直不安でした。
でも返ってきた返事は意外な一言。
「いいじゃん、やってみなよ。応援するよ」の
あっさりした返事だけど、もう頑張るしかないと思った嬉しい返事。
・ナイキのランニングシューズが届いた日
いつもどおり、家事を行っていたら、玄関のチャイムが鳴り出てみると、届いたのはナイキのランニングシューズ。
なんと、夫がコッソリと注文してくれていたのです。
届いたその日にさっそく履いてみたら、過去に走っていたときの運動靴とはぜんぜん違う履き心地。「走れるかも」じゃなくて「走りたい」と思わせてくれる、そんな一足。
お迎え場所にも、履いていき軽くランニングして行ったりして、少しの時間ですが、楽しめる時間に変化しました。
・変わり始めた私の時間
まだまだ予定は未定のまま。
朝からバタつく日もあれば、走るつもりが寝落ちして終わる日もある。
でも今は、そんな毎日の中に「私の意志で選んだ時間」が少しずつ増えてきています。
週に1〜2回、たったの10分のランでも、私にとっては大きな一歩。
昨日までと違う”今日の自分”を少しずつ実感できることが、何よりうれしい時間。
・これからの挑戦と目標
まずは、ある程度計画を立てて走れるリズムを作ること。
マラソン大会にエントリーして完走すること。
2つの目標に挑戦し、「やってみた」ことでのメリット・デメリットをリアルな体験をもとに発信していきます。
・最後に
このブログは、「育児しながらランニングを始めた話」ではなく、
”止まっていた私”がもう一度走り出すための小さな記録です。
共感していただける誰かに、少しでも勇気やヒントが届いたら嬉しいです。
・今後発信する予定
1.初心者母ちゃんランナーのマラソン体験記
2.育児中ママでもできる10kmトレーニングの作り方
3.ランニングを始めて変わってきたこと
※最後まで読んでくださりありがとうございます。感謝

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